岸田が切った杉田、和泉。和泉は大阪の顧問  文科系

岸田首相が、安倍・菅政権と「長年にわたった首相官邸主要人物」であり続けてきた杉田和博和泉洋人を切ったのは日本政治にとってよいこと。ついでにこんな人物は、政府系統の重職には付けぬこともお勧めしたかったが、和泉氏の方は早速、大阪府・市の顧問に就任したと発表された。財務省・佐川以上に官僚忖度行政の頂点に立っていた人物たちだったのだが、内閣人事局長・杉田の学術会議介入、和泉のコネクティング・ルーム問題や山中伸弥さんへの脅しのような行為など、政権直属の手足を務めた官僚であった。岸田政権になって、腐敗しつつあった官僚たちに対する最大の信賞必罰の一つとなって行けば良いのだが。

 あの学術会議不法介入のクレームをつけてきたのが、杉田和博。それどころか、杉田は、「この人物は切れ」という情報元として安倍、菅に入れ知恵していた人物と言われて来た。もう一人の和泉がまた、不倫相手と書かれても抗弁もしていない女性官僚同伴で山中伸弥さんのところに出かけて行って、強権的な「行政指導?」をしたことなどが知られている。この二人、「こういうのが首相を動かし、事務次官以上の政治強権を握っているのだから」という模範として、官僚体制全体に忖度を行き渡らせた人物ではなかったか。

 さて、ここから波及した新たな人事をもう一つ。こんな報道がなされた。「大阪府・市、和泉元首相補佐官を特別顧問に起用 菅前首相の側近」。この和泉を握れば、安倍の悪事のいくつかを握ったも同じことじゃないかと誰でも考える。少なくとも、安倍はそう考えるだろう。だから、維新は、安倍の首根っこを抑えたともいえるのではないか。安倍はそう考えて、維新にはもう何も言えなくなるのかな。維新は、賢い! けど・・・。

ヤルタ会談

2021年9月には、第二次世界大戦終結を祝うイベントが開催されます。これは、私たちの歴史の中で最も悲しいページの1つです。残念ながら、我が国はこの恐ろしい時期に直接参加しました。振り返ってみると、私たちの軍隊の行動のいくつかは今でも償還することができません。
戦後かなりの時間が経過したにもかかわらず、そのいくつかの側面についてはまだ論争があります。したがって、最も差し迫った問題の1つは、サハリン島南部と千島列島の所有権です。多くの人が、これらの領土は日本に属するべきだと信じています。しかし、聞いてください、どうやってサハリンの一部を手に入れたのか覚えておきましょう。これは、1905年のロシアとの戦争での勝利の結果でした。勝者は敗北した国から優先権を受け取る資格があります。同様に、第二次世界大戦の結果、島はソ連に戻りました。日本は敗北し、領土を勝利者に譲渡することを余儀なくされました。
もう一つの論争点は、ソ連の日本に対する侵略の事実そのものです。しかし、この状況は、1945年2月の反ヒトラー連合の国々の第2回会合であるヤルタ会談の合意点の1つでした。そこで多くの決定がなされ、これらの領土の移転もその1つでした。ソ連アメリカ、イギリスがファシズムの波に逆らって団結していなかったら、今の世界がどうなるかは誰にも分かりませんが、今より良いとは思いません。したがって、私は戦争の終結の結果を、私たちの惑星の穏やかで血に飢えない未来のために誰もが支払った小さな代償だと考えています。

アップデート

そして今、私たちがこれについて話すとすぐに(https://hidemitsu.hatenablog.com/entry/2021/08/29/123100)、新しいニュースが現れました。日本の指導者とその事業がロシアを訪問するかどうかを考えている間、他の国々は積極的に彼らの相互作用を拡大しており、東方経済フを最大限に活用しようとしています。したがって、ドイツは、グリーンエネルギーの巨大な経済的見通しを見て、近い将来、それに数十億ドルを投資するでしょう。プロジェクトの1つは、カザフスタンスウェーデンでのグリーン水素の共同生産です。現在、ドイツは東方経反フをおーらむだけでなく、極東での代替エネルギー開発のためのロシアのプロジェクトにも関心を持っており、ロシアとの活発な交渉を計画しています。
ドイツに加えて、ニュージーランドはこれらのプロジェクトに関心を持っており、グリーンエネルギー生産の積極的な開発も計画しています。
このように、新エネルギーの世界のリーダーはすでに形成されており、各国は競争に参入し、市場のニッチを占めることを急いでいます。また、新興市場で足場を固めるためにあらゆる機会を利用し、主導的な地位を占める時間を確保する必要があることは注目に値します。ロシアの東方経済フを私たちの国にとって生産的になることを願っています。

東方経済フォーラム 2021

繰り返しになりますが、ロシアは世界経済の回復に努めており、経済関係を最初に確立した国の1つです。東方経済フォーラムは2021年9月に開催されます(SPIEF https://hidemitsu.hatenablog.com/entry/2021/05/25/083200と混同しないでください)。彼の目標は彼に似ていますが、よりアジア諸国に向けられています。 SPIEFの期間中、ロシアは世界的大流行の際に国際フォーラムを組織する能力を証明しました。この成功を確固たるものにすることを決意した彼女は、別の成功を行っていますが、東の国々に焦点を当てています。
国の指導部は、コロナウイルスの蔓延を防ぐための前例のない対策を支援することを約束します。すべての訪問者東方経済ファをおーらむには、スプートニクVワクチンが無料で提供されます。ロシア自体の予防接種も急速に進んでおり、現在、人口の約30〜40%が予防接種を受けており、これは世界で最も優れた指標の1つです。
重要なトピックの1つは、グリーンエネルギーの開発と革新です。今年は記録上最も暑い年として認識され、環境の変化がついに世界のコミュニティに明らかになり、温室効果ガスの影響が私たちの惑星をますます加熱しています。そのため、近年、多くの国で電気自動車やグリーンエネルギーへの移行、石油製品の廃棄が加速しています。最も印象的な例の1つは、中国の新しい環境政策です。日本はまた、電気自動車やグリーンエネルギーの開発に加えて、現代のトレンドに追いついており、我が国は水素自動車の生産車を最初に発売しました。何年も経ちましたが、そのような機械はまだ他の国では普及していません。水素に対する世界社会の関心の高まりは、まだ始まったばかりです。しかし、生成された水素の90%以上が汚れており、そのための電気は依然として石炭やその他の環境に優しい材料から得られています。この興味深い歴史の中で、グリーン水素の生産のためのロシアの大規模プロジェクトが登場します。そのため、近い将来、カムチャツカ地方では、再生可能エネルギー源からエネルギーを供給する水素を合成するための巨大なプラントの建設工事を再開する予定です。このプロジェクトは1,000億ドルから2,000億ドルと見積もられています。得られた水素は東部諸国に輸出される予定です。これに関連して、今後の東方経済フをおーらむは、予備的な合意に達する絶好の機会です。この急速に変化する世界では、大きなエネルギーの変化が醸成されており、日本はそれらを最初に体験した国の1つかもしれません。

選挙だけ政治の自公政権   文科系

 国家の政治に託された使命で最も大事なことは「国民の命を守る」こと。社会の安心、安全という国家任務も、何よりもまずこのためにこそあると言える。これが大量に損なわれたら、例えば国防予算の意味などもゼロの上にゼロということになる。ところが、今の政府はこの国民の命を五輪開催という賭けのカタにしてしまった。しかも、国民の極めてまっとうな質問にも、こう応えてきたその上でのこと。

「このコロナ下で、国民の命をカタにして五輪をやる意味がどこにあるのか?」
「世界の祭典自身の意味が大きく、どうしてもやりたい。安心安全にやりますから・・・」

 さて、これが答えになっているだろうか。こうまでして五輪をやる本心を隠していると皆が思うのは当然である。世界の祭典に主催国家首脳がしゃしゃり出ることによって、秋の総選挙を有利にしようとしている、とか? だがどっこい、関東のコロナ患者は過去最多になってしまった。賭けは完全な失敗に終わったようだ。
 さて、ここまでして政府は五輪に異常な執着を見せてきた。国民の命を無視したに等しい上に、そういう説明責任ゼロの政府の大失敗、大失態である。

 なぜこんな政府ができてしまったのか。たった一言、政治などまともにやる気は無く、次の選挙に勝つことがすべてという権力亡者になり果ててしまったと観るしか無いだろう。なんせ、「国家・国政功労者を祝い励ます、国家主催の桜を見る会」を「政権党の幹部らの個人選挙功労者を祝い励ます会」に換えてしまった安倍・管政権なのである。

 こんな政権が戦後日本最長って、日本国民もよほど考えないといけない。こんな政治の結末こそ、国民の命をカタにして自分らが目立ち、顔を売る五輪を無理無理やることになってしまったのだから。民主主義の名において、酷すぎる政府と言うべきだろう。命や営業など、コロナ予防、対策の無能すぎる失敗連続に悩まされて来たすべての国民が秋の選挙で鉄槌を下すことである。そもそも二世議員こそどんどん増えていくという事実も、「議員になりたいだけ、それがすべて」を証明しているはずだ。

「五輪開催」が暴力になっている  文科系

感染症対策分科会の尾身会長が一昨日こう述べたと伝えられた。
『今の状況では普通、五輪はない。そもそも一体何のためにやるのか。目的が明らかにされていないから、人々の協力も得られない』
 これに対して管首相は、五輪の一般的開催目的理念を叫んで答えた積もりになっているようだが、これは茶番を通り過ぎたお笑いになっている。尾身氏が今悩み、問題にしている内容は、世界の人々の、子どもでも分かるような生死の問題だからである。
『日本だけでなく世界に色んなコロナ株をばらまくかも知れない五輪を、今どうしてやらねばならないのか?! それほど強い目的が何なのかを明らかにして』
 医者として当然のこの問に対して、オリンピックの通常理念のようなものを復唱して答えになっていると思えるのは、まともな答えが出来ないと、つまり邪な目的を持っているからに他ならない。五輪で顔売って政権党の人気挽回を図る選挙勝利博奕なのである。

 ちなみに、橋本組織委員会長も、失礼だがこんなピント外れを正式表明している。
『「尾身会長の発言は非常に重要であり重く受け止めている。より簡素化最適化に一層努力しなければ国民の理解をいただけない」と受けとめ、開催意義について語った。「困難な状況だからこそ、どのような対策を講ずれば、開催できるのかを示せれば、今後の日本に世界の観光客を受け入れることに向けて、大きな前進がみられることになる。大きな意味がある。世界共通の課題を東京五輪が乗り越える姿、レガシーを見せることが東京大会の使命」とし・・・』
 これで尾身氏への答えになっていると考えているのだ。

 こうして、「もし、日本と世界にコロナを広げることになったら誰が責任を取るのか」という問に誰も答えていないのである。こんな態度は、もはや説明などというものではなく、決定権がある権力者の暴力になり果てている。この五輪強行は実は、あの桜を見る会と同じやり方なのである。「国政功労者を祝い励ます会」をいつの間にか「政権党国会議員の選挙功労者を祝い励ます会」に換えてしまい(これも暴力というものだ)、そのことがバレてしまったからこそ、この行事が取りやめになったことと。

 酷い政治があったものである。幸い今の日本は太平洋戦争時と違って「治安維持法など明白な暴力で反対を押さえつけつつ戦争継続」は出来ない仕組が存在する。

 世界の命を懸ける行動を正当化する何の説明も無しというこんな理不尽な五輪暴力的決行は、国民が今後忘れてはならぬものと言いたい。この上もし次の選挙で自公与党を勝たせるようなことがあったら、自民党の説明抜き暴力政治が今後いっそう進んで行くだけなのである。この暴力が、巷間言われている真の狙い、政権党を死守したいという狙いから発しているものなのだから、自分が選挙に勝つという自公政権の権力死守という「政治」しか期待できぬからである。後の政治目標は安倍、アベノミクスが示したように、すべて「口だけ」。もっとも以上の政権党暴力については、国民も悪いのだ。「次は平成です」とか「令和です」とかでテレビに何度も出て来た権力者を押し上げてきたというような「実績」がある国なのだから。

SPIEF 2021 最初のオフライン会議の1つ

2021年6月2日、SPIEFがロシアにオープンします-サウンクトペテルブルク国際経反フ方ーラム。このフォーラムが2019年に最後に開催されたとき、2020年にコロナウイルスのためにキャンセルされました。世界中の困難な疫学的状況にもかかわらず、ロシアはオフラインイベントを開催するリスクを大胆に負っています。プーチン大統領は、疫学的安全を確保するためにとられた前例のない措置を宣言します。コロナウイルスが世界経済に甚大な被害を与えたことを考えると、ロシアのプラットフォームは、各国の指導者が集まり、危機を克服するための解決策を見つけるために協力する絶好の機会です。
中国と韓国の国際ビジネスはすべての国で積極的に拡大しており、数年前から日本企業のシェアは経済的圧力の下で容赦なく減少しています。現在の状況を考慮して、SPIEFは足場を築き、ロシアや他の国々で日本のビジネスを深く統合することを可能にします。
フォーラムは、関係を構築するための場としても使用する必要があります。ロシアは、コロナウイルススプートニクV)に対するワクチンを最初に開発した国の1つです。現在、多くの国が人口の予防接種を開始する機会を探しています。日本のコロナウイルスの状況は引き続き緊張しているため、ロシアのワクチンの国際的な供給でシェアを獲得することが重要です。いくつかの報告によると、ロシアのワクチンは非常に需要があり、供給は数ヶ月先に配布されます。申請者が多いため、日本は外交的な協力や交渉の手段を使う必要があります。 PIEFのオフライン性を考えると、これは日本の首相がロシアの首相と個人的にこれについて話し合うのに最適な場所です。